フォルダ名英語化bashの紹介
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
このコマンドの意味
LANG=C
この部分は、一時的に環境変数 LANG を C(英語の基本ロケール)に設定して、その後ろのコマンドを実行します。メッセージや出力が英語(デフォルト)になります。主にスクリプトやエラーメッセージを標準化したいときに使います。
xdg-user-dirs-gtk-update
これは XDG ユーザディレクトリ(デスクトップ、ドキュメント、ダウンロードなど、ユーザーの標準フォルダ)をアップデート・初期化するための GTK(GNOMEデスクトップ向け)ユーティリティです。~/.config/user-dirs.dirs などを自動的に更新・修正します。
初歩的な補足
Ubuntuを使おうとする人には不要かもですが、端末アプリで上記のコマンドをコピペで処理が実行されます。
カタカナ(日本語)のフォルダが残ってしまう場合
カタカナの旧フォルダ(例:デスクトップ、ダウンロードなど)にあるファイルは、新しい英語フォルダ(Desktop, Downloads など)に自動で移動されません。自分でコピー、または移動する必要があります。
なぜ、英語のフォルダにしておいたほうがいいのか? →バグを踏みにくくするため
私がUbuntuでObsidianを使っていたところ、ノートに添付した画像が表示されないという事象がありました。
結局、
LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update
を実行してから、/home/tatsu/ドキュメント/PKM → /home/tatsu/Documents/PKMにvaultを移し替えたらノートに画像が表示されるようになりました。
このように謎の不具合を踏まないためにカタカナフォルダ名のデフォルト使用は避けたほうがいいのです。